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【特別連載】1型糖尿病を振り返る(3)

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絶食生活が急遽1日で終了し、
インスリン注射を開始することになった時を振り返ります。

 インスリン注射開始


それまでの人生の中で糖尿病の自己注射をしている人に出会ったことがなかったので、
この段階での私にはインスリンの自己注射がどういうものなのか知識が全くなかった。
予防注射等で使用しているような「the注射器」を使用するものとばかり思っていたが、
それよりもはるかに小さい針を使うノボペンが登場して驚かされた(ような気がする)。

—————–余談—————————-
針の部分だけとりかえるペン型注射器の存在を
医療関係者でも身近に糖尿病患者がいるわけでもない人で
知ってる人は、はたしてどれだけいるのだろうか?
————————————————-

まだ何の練習(講習?)もしていなかった為、その昼食の際は看護師さんが注射をしてくれた。
予想よりも痛くなかった、というかほとんど痛みが無かったことに、少しばかり安心した。

そしてインスリン注射をしての食事デビューである。
病院食のカロリーを考えてインスリンの量を調整しているため、
基本的に出されたものは全て食べきる必要があった。
もともと好き嫌いが多い方であったのだが、入院生活でだいぶ改善されていた。
(過去に別な病気で入院した際は嫌いな食べ物は残していたが、この入院ではそうもいかなかったため)


 練習

昼食が終わると、インスリン注射の打ち方の講習を受けた。
その日の夕飯までには自分で打てるようになっていないといけないという想像をはるかに超えるスケジュールであった。
(退院までしばらく時間をかけて注射ができるようにしていくものと思っていた)
・カートリッジの装填の仕方
・注射針のつけ方
・注射の仕方(注射練習用のシリコンかなにかの物体に代わりに刺す)
・注射針の処分の仕方
をVTRを見ながら看護師さんに教えて頂いた。
これが非常に簡単なのである。
医療の進化のおかげなのか、基本的に困ることは何もないぐらいスムーズに進んでしまう。
一通り説明を終えると看護師さんは去り、自分で練習しててね、という状況に。

もはや練習など必要なかった。
必要なのは覚悟だけであった。

練習タイムが終わってから夕飯までの時間が非常に怖かった。
注射の仕方に関しては全く問題はないと思えたが、
やはり自分で自分に針を刺すという行為には不安と恐怖が付きまとう。
嫌だなという想いと早く注射に慣れなきゃという想いが混じり合っていた。


 自己注射

憂鬱な数時間の後に夕飯の時間が訪れる。
人生初の自己注射の瞬間であるが、これももはやあまり覚えてはいない。
あっけなく終了したような記憶しかない。

同じ部屋に入院していた糖尿病患者さん達と一緒にインスリン注射部屋へ移動して注射をするので、
諸先輩方の注射っぷりを拝見させていただける。
皆サラッと注射して去っていくため、私もその流れを乱さないように、初日からサラッと注射をやってのけたと自負している。

小さな子どもならともかく、
中高生以上なら今の注射器なら特に苦も無く自己注射はできるようになるだろう。


 負担

このように書くと
「糖尿病の人のインスリン注射はそれほど苦じゃない」と捉えられてしまいそうだが、
あくまでも『覚悟をもってやろうと思えばできる』という話であって、
多少の痛みやまれに起きる出血はもちろんのこと、
「注射をする」という行為が毎回毎回必要であること自体は大きな負担である。

上記のような直接的な負担以外にも、「注射をする必要がある」ということは
・注射器セットを常に持ち歩く必要がある
・出かける前に注射器セットの準備をする必要がある
(注射針・消毒綿の補充や、インスリンの残量確認等)
・注射薬の温度管理や衝撃についても考える必要がある
など、関係して準備や考えなければならないことが多い。

もはや慣れて当たり前になっていると言えばそうなのだが、
「注射」ということだけを切り取っても、健康な人より毎日何分も時間を使っていることになる。

これに加えて
・食事のカロリーやカーボ量を考える、調整する
・血糖値を測る、調整する
・低血糖に備えた準備
・食事の時間の心配(食事を摂る時間があるか、間隔が空きすぎていないかなど)
・月々の通院
・体重や血圧、合併症の心配・検査
などなど
必要な項目を挙げていったらキリがない。

平均すると毎日1時間程度は糖尿病に時間を使っているような気が。
もっと多いかもしれない。
1日1時間余計にやること・考えることがあるということは、その分他のことをやる時間が消える。

そんなこんなで
だいぶ話がそれてしまった感があるが、
自己注射は初回から難なくこなせたことは事実であるし、
「針を刺す・注射をする」という行為それ自体は、覚悟と少しの慣れがあれば我慢できる。

しかし、
注射に関するあれこれで時間がなくなっていくこと“は”大きな負担である。
インスリンポンプを導入すれば改善される点があるのかもしれないが、私の場合は体質的に導入が難しい。
というわけで、医療関係者・研究者の方にはなにか新しい(時間的負担が)楽になる手段を考えていただきたいものだ。
みなさん頑張ってください。

<続く>

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