糖尿病保険のエクセルエイド糖尿病保険のパイオニア


一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 名誉会長 医学博士
池田義雄先生からの健康情報(糖尿病シリーズ)の掲載

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1型糖尿病の正しい理解

1型糖尿病の特徴

糖尿病は1型、2型、その他の特定の機序・疾患によるものに区分されています。そして1型糖尿病の特徴は、自己免疫異常が大きく関わっていることです。このことは膵島関連自己抗体の検査によって明らかにできます。これにはGAD抗体、IA2抗体、インスリン自己抗体が知られています。最近これらに亜鉛トランスポーター(ZnT)8に対する自己抗体も加えられています。そして発症の仕方からは急性、劇症、緩徐進行の3つのタイプが区分されます。

2型糖尿病と異なる最も重要な点は治療にインスリン注射が必須だということです。インスリンが発見され治療に応用されるようになってから150年、この恩恵は計り知れないものがあり、過去には急速に死に至る病として捉えられていた1型糖尿病の人生も100年時代に対応できるまでになっています。


治療の要点

治療を進めていく上で欠かせないのがインスリン注射と血糖測定です。インスリン製剤の進歩には目覚ましいものがあり、速攻型には超速攻型が加わり、持続型には超持続型があるといった具合で、両製剤の組み合わせで食後の高血糖を抑え、重篤な低血糖を起こすことなくヘモグロビン・エーワンシー(HbA1c)7%以下が可能とされるに至っています。そしてこれを支えている重要な手段が持続血糖自己測定(CGM)です。

一方インスリンの自己注射と血糖の自己測定は1型糖尿病の治療に革命をもたらしたといっても過言ではありません。注射器、注射針の使いやすさは昔とは比べものになりません。CGMで食事、運動など日常生活に関連した血糖の変動を瞬時に判断できることで血糖コントロールは大変スムーズに、かつ確実に行えるようになっています。その結果、かつては1型糖尿病につきものであった眼底出血、腎機能不全などが激減しているのは喜ばしいことです。そしてかつては夢の機器だとされていた人口膵臓も身近なものになりつつあるのも朗報です。



医学博士 池田義雄
一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 名誉会長
元東京慈恵会教授

糖尿病とコロナ(COVID-19)

糖尿病という病気の特徴

糖尿病は人から人にうつる病気ではありません。その大半は2型でその数は1000万人。体質と日々の生活習慣が深く関わり、食べ過ぎ、運動不足、ストレスで太るとこの病気の発症が促進されます。

さて糖尿病の怖さは合併症にあるとされ、目と腎臓と神経にきます。これが3大合併症です。そして動脈硬化が進みやすく、加えてがん、歯周病、認知症にもなり易いことが知られています。

予防と治療の決め手は適正体重の維持と血糖コントロールにあります。体重は20代前半の1割増以内が目安です。そして空腹時の血糖値が120mg/dlを超えない範囲を維持するようにします。


糖尿病者のコロナ対策

一方コロナは飛沫を介して人から人へとうつる病気です。

そこで罹らないためには日々の生活で3密(密閉、密集、密接)を避け、マスク、うがい、手洗いと言う極々当たり前の衛生法の励行が欠かせません。

糖尿病者がコロナにかかった場合普通の人に比べて重症化しやすいことが知られています。英国のジョンソン首相がコロナに罹患、集中治療室で救命された体験を通じ、自分が175センチ、110キロと太っていたことを猛反省、以後愛犬とのランニングで減量に励んでいるということです。

ところで昨今コロナ太りが言われています。ステイホームで運動不足、家での間食が増えるなどして、3ヶ月で3キロ増など。これではコロナの恰好な餌食です。このような不健康な生活習慣の連鎖を断ち切る事が、糖尿病者のコロナ対策には必須です。



医学博士 池田義雄
一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 名誉会長
元東京慈恵会教授

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